現代競馬には全部で9個の券種がありますが、その中でもこの記事では馬連の必勝法や買い方などについて紹介していきたいと思います。
馬連とは正式名『普通馬番号二連勝複式勝馬投票法』と呼ばれるもので、古くから競馬の券種として知られていて、競馬をやり始めた人はまず単勝や複勝、次に挑戦するのは馬連という位、的中率が高い券種です。
昔からある為、往年の競馬ファンにも愛されている馬連ですが、果たして必勝法や買い方のコツはどのようなものがあるのでしょうか。馬連について詳しく知りたいという方は必見の記事になっていますよ!
そもそも馬連とは?
馬連は1着2着にくる馬を順不同で的中させるというのが条件の馬券です。単勝や複勝に比べると2頭を当てないといけないので的中率は落ちますが、単勝複勝よりもその分だけオッズが高くなります。
単勝複勝よりも的中率は落ちるが払戻額は大きく、3連単や3連複よりも的中率は高く払戻額は少なくなるという中間に位置する券種で、比較的シンプルで高い額の払戻を狙える馬券であると言えます。
競馬初心者の方が単勝複勝で競馬を始めて、それから馬連へとチャレンジしていくというのが通常の流れで、1着と2着を当てなければいけない馬券になりますので単勝や複勝に比べれば的中難易度は高い馬券です。
軸馬固定の流し買い
馬連の基本的な買い方の一つに軸馬固定の流しというものがあります。
これはどういう事かと言うと、馬連は順不同で1着と2着にくる馬を当てる馬券になりますが、軸となる馬を決めずにあれもこれもと馬券を買っていくと点数が増えてしまい、そうなると馬連はオッズがそこまで高くつきませんので当たっても損をするトリガミになる可能性が高いです。
そうならないようにするには、軸となる馬を決めるのがオススメ。軸馬とは、そのレースで自分が絶対に自信がある馬の事で、「この馬は間違いなく1着か2着には入る」という自信のある馬の事を指します。
まずは軸となる馬を探し、その対抗となる馬を3頭ないし4頭選んで、軸馬を固定してその馬を流して馬券を購入していくというのが基本的な考え方です。
基本的に軸馬にする馬は実績が十分でそのレースでも高い人気を誇っている馬にするのが良いでしょう。1着になる可能性が限りなく1番高い馬で、1着になれずとも2着には入るであろうと思われる馬です。対抗の流し馬は穴馬もいれておくと良いかもしれません。ここも人気馬で固めてしまうと馬券的な旨味がなくなってしまいますので、その点だけは注意しましょう。
ボックス買い
馬連の買い方でもう一つ代表的なのがボックス買いです。ボックス買いとは自分が選んだ馬の組み合わせを全て購入するというもので、圧倒的に自信がある軸馬を決めきる事が出来ない場合などに利用する事をオススメします。
ボックス買いをする時の注意点は点数が爆発的に増えるという点。選ぶ馬をある程度は絞らないと、買い目が多くなりトリガミの危険性を上げてしまいます。
- 3頭⇒3点
- 4頭⇒6点
- 5頭⇒10点
- 6頭⇒15点
- 7頭⇒21点
- 8頭⇒28点
ボックスは選んだ買い目を全て購入する事になりますので、5頭選んだだけで10点になってしまいます。最低100円で1000円分購入した場合、本命同士がきたり人気馬同士が1着2着に入ってきたら間違いなくトリガミになってしまうでしょう。
馬連をボックス買いする人のほとんどは3頭か多くても4頭に絞ります。数を絞ることができ、なおかつ軸にするべき本命馬を見つける事ができない場合はボックス買いを選ぶのが良いでしょう。
馬連馬券の必勝法を紹介
さて、早速ですがここからは馬連馬券の必勝法を紹介していきたいと思います。競馬に絶対はありませんが、以下で紹介する方法を駆使する事で、馬連による競馬の回収率や的中率を大幅に上昇する事が可能です。
ガチガチで決まりそうなレースは見送る
競馬で常に勝つ為に大切な事は、大きく勝てないと思ったレースに関しては見送る決断をするというもの。例えば大きなG1などのレースでは、実績や実力が備わっている馬が多く出走する為に、ある程度のガチガチな展開が予想されます。
馬連の場合は1着と2着を順不同で的中させるという的中確率の高いものなので、中穴や大穴の馬がどちらかに入賞してくれないと大きな配当が見込めません。
単勝オッズ1倍台の馬と単勝オッズ3倍台の馬が1着と2着に入賞したとすると、馬連のオッズも恐らく3倍から5倍くらいでしょう。1000円賭けていたとするとそれが3000円や5000円になってもあまり嬉しくはありませんよね。
大きな重賞レースで実力が上下でハッキリしているレースは避けるのが無難です。それか馬連では大きな配当が見込めないので馬連では買わないか。どちらかを選択するのが良いでしょう。
相手ヒモ馬選びは下位人気馬から選ぶ
上記で馬連を軸馬固定で流して購入するのがオススメと紹介してきましたが、ここからは軸馬と相手ヒモ馬の選び方を解説していきます。
基本的には軸馬は1番人気から3番人気から選ぶのがベターです。なぜなら1番人気から3番人気の馬のいずれかが1着か2着になる可能性は7割から8割となっていますので、この確率は見逃す事はできません。
しかし相手ヒモ馬は別です。競馬で大切なのは的中率と回収率のバランスで、1番人気の馬を本命の軸馬にした場合、相手ヒモ馬を2番人気や3番人気の馬を選んでしまうと、的中した時の配当が全く美味しくありません。
的中した時にある程度の配当が見込める買い方をするのがベストで、という訳で軸馬は人気馬から選び、相手ヒモ馬は人気下位馬(5番人気以下)から選ぶのが良いかと思います。中穴から大穴あたりでワンチャンありそうな馬を選ぶのが基本。
買い方や点数は毎回固定
競馬で常に勝っている人の特徴の一つに、買い方や点数を毎回固定して買い続けているというものがあります。毎回購入点数や買い方がブレるという方は、安定して高い収益を出していないという印象を受けます。
馬連のオススメの買い方は、軸馬を2頭選び、相手ヒモ馬を3頭選ぶというもの。
軸馬を2頭選ぶ事が出来るのは馬連フォーメーションの魅力の一つで、買い方の幅が広がり、そこまで大きな点数にはなりませんので、よっぽどの本命同士の入賞でない限りはトリガミもおきません。
軸馬を2頭に決めている理由は3頭以上になると点数が多すぎるからです。軸馬を2頭選ぶのであれば1頭は人気馬、2頭は中穴馬を指定するのが良いでしょう。具体的には1頭目は1番人気から3番人気の中から、2頭目は5番人気から7番人気あたりの馬を選択するのがベストです。
1着は無理でも頑張って2着に入ってくる中穴馬や大穴馬は多くいます。そういった馬が入ってきた時に馬連は一気に旨い馬券になりますので、そういった馬を取り逃がさないようにしましょう。
まとめ
競馬は今では3連単や3連複など多くの券種がありますが、昔は単勝や枠連、それとこの記事で紹介した馬連くらいしか券種がありませんでした。その為、往年の競馬ファンの中では未だに馬連しか買わないという人も多く、的中率が高く荒れれば高い配当になる為に、競馬を楽しめるとして多くの初心者から上級者まで色々な人が愛用しています。
馬連は当てやすい反面、オッズが低いのでトリガミになる危険性があります。的中率と回収率のバランスを意識しつつ、馬連で高い勝率を維持する為には上記の必勝法を絶対に活用してみて下さい。きっと良い結果を残せるようになるはずです!